2012年 5月の記事一覧

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12年05月20日 14時25分14秒
Posted by: nakatsu
毎晩の日課となっているウォーキング、先日も家の近所を40分程かけて歩いていたときのこと。

ふと水路のほとりに微かな光を発見。
ん?
初めは街灯の光が水面に反射して、それが光ったのだろうと思ったのですが、一定の間隔をあけて、それは点滅していました。

ホタルかなぁ?とその日は特に確認もせず帰宅。

次の晩、同じ時間に同じ場所を通りかかったとき。今度は微かな光が5つに増えていました。
これはホタルだ!と妻とともにテンションが上がり、近づいて確認をしてみることに。
手にしていたペンライトをかざしてみると、黒い小さなホタルの姿を見ることができました。

子どものころ、至る所で目にしていたホタルですが、最近は家から車で1時間の山の中まで行かなければ、なかなか見ることはできなくなりました。
こんな近くで遭遇するなんて感激です。


ホタルといえば、夜、暗闇でボーっと光るというイメージですよね。
ペンライトをあてたとき、それまで光っていたホタルたちがたちまち光るのをやめ、ペンライトを消してもなかなか光ろうとしませんでした。
ホタルって、自分の意志で光ったり光らなかったりできるんでしょうか?

ホタルの発光は、簡単にいうと、ルシフェリンと呼ばれる発光物質と、ルシフェラーゼとATPが化学反応をおこすことによるものだそうです。
難しいことはよく分からないのですが、発光までの一連の反応は、酸素が関係しており、物質の酸化反応による発光と言って間違いはないでしょうか。
つまり、ホタルの発光は、ホタルの呼吸に合わせて光ったり、消えたりするんですね。

ということは、あのときのホタルたちは、私たちの出現に怯えて息を止めていたということなのでしょうか。なんだか申し訳なかったような、気がします。


ホタルの時期は、5~6月。
毎晩のウォーキングに楽しみができました。
12年05月11日 22時47分05秒
Posted by: nakatsu

 


私の趣味の1つに、大学時代から続けているコーラスがあります。

所属している男声コーラス「中津メールハーモニー」が、今月末にコンサートを行うことになっています。
指揮者をされている渡辺長雄先生の、傘寿記念コンサートです。

今回は私たちの他に、中津女声コーラス、宇佐市民合唱団の3つの合同コンサートという、大変楽しいものになりそうで、とてもわくわくしています。

中津メールハーモニーも今年で32周年を迎えます。
20代から70代まで、最近は団員も増えました。

週に一度練習のこの趣味が、長年の私の息抜きとなっています。

今度のコンサート、お客さんと一緒に、私も楽しみたいと思います。

 

 

12年05月02日 23時57分55秒
Posted by: nakatsu
先日、映画を見に小倉まで行ってきました。
阿部寛さん主演映画、「テルマエ・ロマエ」。

なんだこれ、発音しにくい(しかも覚えにくい)題名だなぁ、と思っていたのですが、
映画を見て納得。
テルマエとは、ラテン語で「公衆浴場」の意、テルマエ・ロマエとは、「ローマの浴場」という意味でした。

劇中でも、ローマ人に扮する阿部さんがラテン語を話すのですが、もちろん私には耳慣れない言葉でした。
ラテン語は古代ローマの公用語として使用されていたようですが、現在は日常で使われることはほとんどない言葉だそうです。
とはいえ、色々な言語へ影響を与えており、私たちが普段使う、「?」や「!」はラテン語由来の記号なんだとか。
そのほか、ラテン語起源の単語が日本語でも使われています。

たとえば、「アリバイ」という単語。
刑事ドラマなど見ていると、よく出てくる言葉です。が、案外分かりにくい言葉だったりします。
アリバイ(alibi)の語源は英語ですが、「現場不在証明」と訳されます。
つまり、刑事から「アリバイはあるか?」と聞かれたら、犯行現場にいなかったことが証明できるか?と聞かれているということになります。
しかし、不存在の証明は困難極まりない。いわゆる悪魔の証明といわれるやつです。
そこで実際には、その時間に別の場所にいたことを証明できれば良いことになっています。同一人物が、同一の時間に異なる場所に存在できるはずがありませんからね。

そしてこのアリバイという単語、ラテン語に由来します。ラテン語で「alius ibi」、訳は、「他の場所に」。
英単語の訳よりも、こっちの方がしっくりくる気がしますね。

話はそれましたが、映画は、とてもおもしろかったです。
阿部さんを代表とする「濃い顔」の役者さんたちが演じるローマ人は、外国人のエキストラに紛れても違和感がありませんでした。

明日から始まるGW、温泉にでものんびり行きたいところです。


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