昨晩、NHKで月探査衛星「かぐや」から送られてきた映像を放送していた。
 無数のクレーターはともかく、月から見た日の出ならぬ地の出には感動した。
 丁度太陽が上がってくる日の出のように、青い地球が少しずつ上がってくる様は
 まさに幻想そのものだった。
 暗黒の宇宙にポッカリ浮かんでいる地球を見て、同じ惑星の中で国と国が戦争をし、
 また一国の中で民族同士が争いをしていることは、何と愚かなことであろうかとつくづく
 思った。
 アメリカが月面着陸をしてから、月へのイメージが変わりつつあるが、地球を外から見る
 ことができるようになったことは、グローバル思考への転換にとってまたとない機会であろ
 うと思う。