違法性阻却事由(いほうせいそきゃくじゆ)とは、正当化事由とも呼ばれ、犯罪の類型 (構成要件) に該当する行為を特別に許容し正当化する根拠のこと。

国内法では、民法上のものと刑法上のものがある。

民法では、正当防衛・緊急避難・自力救済が不法行為の成立を否定する行為として挙げられる。

刑法では、正当行為・正当防衛・緊急避難・自救行為・被害者の同意が、その違法性がないとされる事由にあたる。