今日、5月15日は、京都では、京都3大祭りの1つ、葵祭りの日です。
伝統と文化を大切にする京都では、昔から絶えることのない行事です。
雨天で行列が延期や中止になった年もありますが、今年は、晴天に恵まれそうです。
下鴨神社や、上鴨神社が主な会場で、5月1日ごろから毎日、決まった行事があります。
京都が京都であるのは、昔から1つ1つ、伝統を守り、こつこつと、また、粛々と
古式ゆかしく伝統を守ってきたからその存在があるものです。
銀閣寺の近くに法然院というお寺があります。管主さんのお話聞く機会があったときも
あるがままに、伝統を守ってきたというお話に感動したものでした。
昔から変えることなく伝統を守っているということがすばらしい存在だとおもいます。
毎年おんなじことをするのが無駄と思われる方もありますが、そのままをすることがどれだけ、
大切なことかをいうことを京都が教えているものだと思います。
今日は、第3日曜日、嵐山の三船祭りも今日です。
車折神社の行事で、嵐山に船が出て王朝文化を優雅に演出します。
私の父が保津川下りの船頭だったのでよく扇子をひらってもって帰っていました。
また、近くの松尾大社もお祭りのクライマックスのときです。
伝統と文化を守ることがどれほど大切か、それを考える日です。
でも、それを自然に京都は誰にも自慢することなくやっています。
毎日、毎日が、そして、自然にできることがどれほど大切か、今日は、考えてしまいました。