山が紅葉の時期になったので、中央アルプスの空木岳に日帰りで行くつもりでいた。
ところが色々調べると、登山口への最後の林道がダート道の悪路と判り、5月の雲取山のあの林道を思い出して、空木岳は別のルートで改めて登ることにした。
今回は舗装路の林道で稜線までいけて、そこから登る奥秩父の金峰山に決定。
ここなら妻でも登れるので、二人で出かける。

10月4日の土曜日に自宅を6時30分頃出かけ、焼津ICから富士ICまで行き、精進湖を経由して山梨に入る。
ここから140号線をひたすら進む。そして大弛峠に向かう道路に入る。
葡萄畑の中を延々走り、ようやく林道に差し掛かったら、前から来た工事トラックのおじさんから、この先は通行止めと知る。
別ルートを教えてもらい、来た道をひたすら戻る。
麓まで来てもう一本の林道に続く道路に入る。
そして延々葡萄畑の中を行く。

やっと林道に入る。クネクネ道をひたすら走る。長い。長すぎる。
よくこんな林道を作ったものだ。しかもズーーと舗装がしてある。
何のための林道なのだろう。相当なお金が掛かっているはずだ。
妻は言う。登山者のために国が作ってくれた!?
そんなわけないだろう。

さてようやく終点が近づいたと思ったら、延々路駐の車がある。すごい数だ。
土曜日だからか、停めるところもない。
しかし終点の大弛峠の駐車スペースに1台空きがあった。
もうすでに登ってきて帰る人がいたため空いていたのだ。
林道の通行止めのお陰?で時間がかかり、かえって駐車できた。
時にして10時40分。自宅から4時間掛かったのだ。

支度をして登り始める。
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大体このような登りが続く。
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広葉樹は紅葉している。いい季節だ。
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富士山は日本人の心の山。
途中の朝日岳で展望が広がる。
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国師ガ岳を望む。
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ここからは金峰山が望める。あと半分である。
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ここまで来るともう頂上も近い。
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頂上から見る、紅葉。以前来たときは、この尾根を登ったものだ。
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頂上から見る瑞牆山(みずがきやま)
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頂上のシンボル、五丈石(岩だけどね)
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一しきり満喫したら下山を始める。
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ガスが出始めた。
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駐車場に着くと山はごらんのとおり曇ってきていた。
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かなりの人が帰ってしまい、まばらとなった駐車場。
路駐の車もほとんど無くなっていた。

久しぶりの山登り。
やはり山はいいなー。心が穏やかになる。
次は何処にしようかな。