2010年 11月の記事一覧

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10年11月22日 18時01分13秒
Posted by: kaisya2010
◆ 先週の日曜日(11月14日)は、
  全国の都道府県で、「行政書士試験」が行われ、
  私も、初めて、福島会場で試験監督員を経験しました。


◆ 福島県内の行政書士試験の会場は、
 福島市内の国立大学法人「福島大学」の1会場だけでした。

  試験監督員のうち、本部役員の集合は、午前8時30分でしたが、
 私たち、ふつうの試験監督員は、午前9時30分までの集合でした。


◆ 行政書士試験の試験時間は、
 午後1時から4時までの、3時間でしたが、
 あっという間に3時間が過ぎ去った感じでした。

  試験の内容(科目)は、
 憲法、行政法、民法、商法・会社法などの
 法律系科目と、一般常識です。

  行政書士試験の制度改革により、
 近年は、大学(法学部)卒業レベルの試験内容で、
 合格率も10%を切るという、難関の試験になってきています。


◆ 試験監督員の委嘱を受けている期間(20日間弱)は、
 試験監督員は、「公務員」と見なされるため、
 今話題の「守秘義務」(秘密を守る義務)を課されたり、
 「賄賂の罪」(ワイロを要求・約束・収受する罪)の適用対象となるなど、
 厳格な規律に服することになっています。


◆ 実は、3年前の平成19年には、
 私も、この福島大学で、行政書士試験を受験していました。

  幸い、合格できましたが、
 もし落ちていたらと想像すると、冷や汗が出る思いです。
10年11月13日 17時50分28秒
Posted by: kaisya2010
◆ 先週は、仕事で緊張がつづきました。

  株式会社の設立を希望されるお客様からご依頼をうけて、
 株式会社の「電子定款」の作成と認証の代理手続きを行っていたからです。


◆ まず、「定款」(ていかん)とは、
 ①会社の「商号」(名称)、
 ②会社の「目的」(事業内容)、
 ③会社の「組織」(しくみ)、
 ④会社の「業務執行」(仕事のやりかた)などについての、
 「根本規則」(一番だいじなルール)です。


◆ その「定款」の作成の方法には、次の2とおりがあります。

 (1)まず、紙に記載して、印鑑を押す方法ですが、
   この方法によると、4万円の「印紙税」がかかることになります。

 (2)つぎに、コンピュータで読み取るPDFファイルとして記録し、
   そのファイルに電子署名をする方法ですが、
   この方法では、4万円の「印紙税」は不要です。

  この(2)の方法で作成したものが、「電子定款」です。
 「電子定款」の作成には、「アドビ アクロバット」などのパソコンソフトが必要です。


◆ つぎに、「定款」の認証とは、
 「公証人(合同)役場」に勤務する「公証人」という法律専門職の公務員が行う、
 「定款」が、会社法などの法令に違反していないことを公的に認める手続きです。


◆ 株式会社の「電子定款」の作成と認証の代理手続きは、
 行政書士として、たいへんやりがいのあるお仕事ですが、
 その反面、とても責任が重いものでもあります。

  今回のお仕事で、12社めとなりますが、
 何度やっても、仕事の完了まで、緊張がつづきます。
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