開業してちょうど1年が経った。その間、遺言、相続、離婚、交通事故、内容証明などいろんな業務に携わったわけだけど、運よくと言うか、失敗した(依頼者の期待を裏切った)事案は発生しなかった、と思っている。
自分はまだまだ半人前だけど、依頼者の意に沿うよう、仕事を行っているつもりだ。相談の段階で、依頼者にとって別の方法があると思えるときはその旨伝える。敢えて自分の業務として受注できるよう話を持って行ったりはしない。甘っちょろい、と批判されるかもしれないが性格だから仕方ない。

さっきTVで欽ちゃんと真屋順子さんの再会番組を偶然見た。脳出血で倒れ、でリハビリ中の真屋さんが欽ちゃん率いる野球チームの応援に行き、感動の再会を果たすというもの。「欽どこ」は学生時代、欠かさず見ていた番組で、夫婦役だった2人のことは今でもよく覚えている。
思ったのは、人は気持ちのあり方がいかに大切かということ。人を思いやる気持ちは尊い。民法がどう規定されていようと、その気持ちを裏切っていいはずはない。