カウンセリングやカウンセラーの勉強というと、心理学の難しい学問を思い浮かべる人が多いようです。たしかに、カウンセリングには心理学の知識が必要です。特に、治療的なカウンセリングを行なう場合には、心理学や医学、そして脳科学といった知識も必要とされます。

 しかし、カウンセラーにとってそれ以上に必要とされるのはコミュニケーション能力ともいえるようです。カウンセラーは言葉のやり取りの中で、クライアントの抱える問題や悩みを解決する手伝いをしていきます。聴く力と技術なくしてカウンセリングを行なうことはできません。

 カウンセラーの勉強を車の教習所に例えれば、心理学や脳科学は、交通法規や車の構造の知識の勉強といえます。実際に車に乗って運転をしないと本当の意味で車を動かすことはできません。それと同じように、カウンセリングを覚えるためには、いろいろな言葉のやり取りをたくさん体験することが必要です。カウンセリングはコミュニケーション技術だからです。

 日本では、相談というと、相談者の疑問に答えを出していくアドバイス的なものを考える方が多いようです。しかし、カウンセリングはそういったやり方とずいぶん異なります。相談者の心を、良いコミュニケーションを使うことで楽にしていく手法です。その意味において、リーガルカウンセリングは、今までの相談とは大きく異なる、新しい相談の方法と言えるかもしれません。

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