2008年 10月の記事一覧

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08年10月21日 18時09分18秒
Posted by: sakata
 近年、借金で破綻する多重債務者の増加が社会問題になってきています。法律や制度の不備を訴える人も多いようです。たしかに、いろいろな点で借金をめぐる法律や制度には問題点もあります。しかし、それ以上に、お金を借りる人の心の部分を考えていくことも大切なことではないかと思います。果たして、自分が「お金を借りられる人」なのか「お金を借りられない人」なのか? 一度、自己診断をしてみる必要がありそうです。

 お金の問題はまさしく心の問題です。お金には、安心をもたらす力とともに不安をつのらせる力があります。お金に関する人の心理は様々ですが、自分自身がお金に対してどういう価値観を持っているか、また、どういう使い方のクセを持っているかは意外と気にしていないようです。そして、借金をするときの人の心理については、あまり語られていません。でも、ここに大きな落とし穴が隠れています。

 もし、「お金を借りられない人」が借金をしたとすればどうなるでしょうか? お金は、あくまでも道具です。道具である以上、その使い方に上手下手があっておかしくありません。そして、借金となるととても使いかたがとても難しい道具となるようです。お金の使い方と人の心が深く関っていることを知っておくのは、お金を上手に使うことにもつながりそうです。

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08年10月09日 14時43分58秒
Posted by: sakata
 今の世の中は、残念ながら、人を騙すことで私服を肥やしている人が大勢います。いろいろな相談を受けている中で、人から騙されて大切なお金を失ってしまったかたによく出会います。うまい話には気をつけなくてはなりません。

 そして、お金のある人より、むしろ、困っている人のほうが騙される標的にされている傾向が目立ちます。まさに、貧すれば鈍するのことわざどおり、お金に困っている人は視野が狭くなりがちです。冷静に考えれば、そんなにうまい話や理不尽な話があるわけがないことに気付くはずですが、それが判断できなくなるようです。

 特に、借金を背負っていて、その支払いに滞るようになると、心は無防備になってしまいます。そして、そのことを狙った詐欺行為や不当な請求の被害者になりやすくなるようです。お金のこと以外でも、いろいろなことでストレスを抱えると、人は冷静な判断ができなくなります。
また、孤独なかたも、人の話を信じ込みやすい傾向があるようです。

 そういったとき、身近に良い相談者をもつことは大切なことのようです。家族の中で相談できる人がいれば、それが一番です。しかし、なかなかそれが難しいことも現実にはあるのかもしれません。自分自身が悩みの中にある時は、騙されたり、さらに窮地に立たされないように、冷静な視野を持つことと、冷静な視野を持った人に相談をあおぐことが大切なことのようです。

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