2月24日、宮城県南にある山元町の「法テラス」へ、相談員として丸一日行って来ました。

 宮城県の沿岸部にある山元町は、昨年3月11日の大震災による巨大津波の被害を受けた地区であり、国道6号線も波をかぶったそうです。
 そこで始まった「法テラス」は、被災者の生活再建を私たち法関係の専門職が支援していく重要な場所です。

 当日、一緒に相談員となったのは、社会保険労務士、土地家屋測量士、社会福祉士の皆さんでした。

 私は二人の方の相談を受けました。
 一人の方は、相続・遺言に関するご相談で、もうお一人は今後の生活再建に関するご相談でした。

 全体的に、相談者の数がさほど多いという状況ではありませんが、「法テラス」という場があり、予約などせずとも、そこに行けば法律も含めたさまざまな相談が無料で受けられるということは、被災者の人たちにとっていくらかでも役に立つものと思われます。

 事務所の仕事が鬼のようにある中で、丸一日事務所を空けて相談活動に出ることは、なかなかたいへんなところでもありますが、今後も機会があればまた行ってみたいと考えています。