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(1)任意後見監督人の仕事は・・
1.任意後見人が任意後見契約の内容どおり、適正に仕事をしているかを、任意後見人から財産目録などを提出させるなどして、監督することです。

2.また、本人と任意後見人の利益が相反する法律行為を行うときには、任意後見監督人が本人を代理します。

3.任意後見監督人はその事務について家庭裁判所に報告するなどして、家庭裁判所の監督を受けることになります。

(2)任意後見監督人に選ばれるのは・・
1.上記(1)任意後見監督人の仕事から、本人の親族等ではなく、第三者(弁護士、司法書士、社会福祉士、税理士等の専門職や法律、福祉に関わる法人等)が選ばれることが多くなっています。

2.任意後見受任者本人や、その近い親族(任意後見受任者の配偶者、直系血族及び兄弟姉妹)は任意後見監督人にはなれません。

3.また、本人に対して訴訟をし、又はした者、破産者で復権していない者等も同様です。

(3)任意後見監督人の報酬は・・
任意後見監督人から報酬の請求があった場合は、家庭裁判所の判断により、本人の財産から支払われることになります。

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堺市東区 松下行政書士事務所