前回までは、土地と建物に共通する売り方について書きました。

しかし、実際には建物のある状態で売却されるケースが多いので、

今回は、いかにして中古の建物を高く売るかについて・・・。


まず『悪い例』・・・。

1.住み続けながら売りに出す。

2.襖や障子の破れがそのまま。

3.水周りが汚い。

4.庭が草ぼうぼう。

5.雨どいや門扉が壊れている。

などなど・・・


では『良い例』はと言うと・・・

上記の逆を考えていただければよいかと思います。

こうやって書き出してみると誰でも「そんなんじゃ売れないでしょ!」

と思うでしょうが、現実にはこういう中古物件がすごく多いのです。


まず、1.については、売れたお金で次の家を買うもしくは借りるから、

先に引っ越しはできない
、という言い訳があるでしょう。

しかし、購入希望者から見ると、居住中の物件は家人に気兼ねして

じっくり品定めができないし、生活感が漂っていて嫌なもの。

それに、綺麗に住んでるならまだしも、だらしない暮らしぶりを見せられたら

購買意欲が萎えてしまいます。

2.以下については、「売却するのに何でお金や手間をかけなきゃならないの

馬鹿馬鹿しい・・・。」という「言い訳」が多いでしょう。

気持はよく分かります。

しかし、これから住もうかという家の前身があまりに汚く、家人がだらしない

のを知ってしまうと、夢も希望もなくなってしまいます。

お金も手間もかけたくないけど、高く売りたいというのは虫がよすぎます。


≪私がコンサルティングした例≫

-築20年の一戸建て 延床31坪 土地42坪-

コンサルティング前の業者査定額 :2800万円~2900万円

コンサルティング後の成約価格:3280万円
(コンサルティング内容)

1.水周りを中心としたハウスクリーニング

2.カーポートの塗り替え

3.障子の張り替え

4.庭の草取り、樹木の剪定

(上記作業の費用) 合計:20万円弱

20万円の費用と、ちょっとした手間で、

この売主さんは約400万円も高く家を売ることができました

しかも仲介業者が驚くほど早く売れました。


「売り方」ってあるんですねえ・・・、と仲介業者さんが感心してました。

オイオイ、それってホントはあんたの仕事なんだよ!