私は、自分の使命として法定後見の後見人を家裁から審判を受けて、1件だけ引き受けている。
社会貢献の一貫として自分自身に対する、なんというか、行政書士としての義務のようなものと思っているから、無報酬で行っている。
だって、業務として、言い換えれば報酬をもらうことを目的として行えるような性質の「業務」とは思えないから。

一昨日、被後見人さんの「介護保険被保険者証」の再交付と「福祉医療費受給者証」の期限更新手続に「福祉事務所」へ、「国民健康保険限度額適用・標準負担額減額認定証」と「福祉医療費一部負担金限度額適用認定証」の期限更新手続に「区役所」へ行った。

この4枚の証書は後見人になるまで見たこともないし名称すら聞いたこともなかった。
世の中って知らないことがまだまだいろいろあるんですね。

で、そのとき「福祉事務所」も「区役所」の国民健康保険窓口もどえらい行列だった。
なんで?
何か時期が重なったのか?

結果的に、双方の手続が終わるまでに2時間以上かかった。
2時間ですよ2時間!
平日の昼間!
パッと区役所に入った瞬間、通路にイスを並べて行列ができてるから、帰って出直そうかなとも思ったけど、期限が7月31日に迫っていたし、出なおす日があるかどうかもわからないので待つことにしたわけです。

待つのがいやな自分としては、考えられないことですな。
どんなに美味しいと評判の店でも、行列になってたら帰る。
仕方なく我慢して待つのは病院ぐらいですよね。

ですから一昨日待てたのは「使命感」「義務感」からです。

しかし、相変わらず、役所っちゅうところはイライラしますな。
それだけの行列ができてるなら、対応窓口を増やせっちゅうねん。
私も含めて待ってる人たちの身にもなってくれ。

役所側はそれが仕事だし、何時間かかろうとそれがその一日だし、どうでもいいんでしょうね。
ほんまに待つって疲れますね。

ところで昨夜は月イチの「若手勉強会」に参加してきた。
昨夜の講師の話はなかなか興味深い内容で、ためになるねぇ、ためになったよぉ、でした。
9時過ぎに終わって、懇親会というか希望者揃って食事に行った。
昨夜は11人だった。

いつも思うけど、何かのセミナーや勉強会の後にそういった食事会があるとき、その主催者や講師はもちろん参加されるし、聞いてた側で参加する人はだいたい決まってくる。
一切参加せずにすぐに帰る人も多い。

もちろん、その後の予定があったんだろう。

しかし、それはかなり「損」をしていると思う。
やっぱ、セミナーや勉強会では聞けなかった「本音の話し」やもっと「有用なポイント」など、食事会のほうが実は中身が濃いんですよね。
打ち解けた雰囲気でいろいろ質問もできるし、あれやこれやと議論が始まったり、その場にいるだけでも勉強になる。

内容もそうだけど、他の人たちの話し方や考え方など、自分にとっては有益な情報ばかりだから。
見習うところがぎょうさんあるからね。

それを自分の業務に反映させて生かすことが重要なんだろうね。
なかなかそう簡単にはいかないけど。

今日は、支部主催の研修会や懇親会があるから、自分磨きに楽しんで行っていますよ~