昨日は山鉾巡行でした。
夜中の雨で、また今年も巡行は雨やな、なんて思っていたら午前中は止みましたね。

9時に山科に行った後、どうしても五条警察署に急ぎの車庫証明を受取りに行かねばならなかった。
9時から巡行始まってるのに通れるんか?
大渋滞ちゃうん?
とか、考えながらも、行くしかないので五条通を烏丸で右折し北上した。

9時半頃だったが、どうにも様子がおかしい。
道がガラ空きだ。
車が走っていない。
もちろん、対向車もかなり少ない、と言うかほとんど来ない。

五条署で受取ると、北山まで行く必要があったので、躊躇したがそのまま烏丸通りを北上した。
すぐに四条烏丸だ。

「鈴なり」という言葉があるけど、まさに人が鈴なりだった。
交差点の4箇所の角はもう足の踏み場もないほど。
信号が変わるたび人が移動するけど、それもすごい。
警察官の数も尋常じゃなかったな。

そうなんです、烏丸通は車が通れたんです。
私もそう思ったように、みんな通れないと思って避けるんでしょうね、ずっと丸太町辺りまでガラガラでしたね。

見ましたよ、生で。
50年で初めてですわ。
テレビで見たことはあるけど。

昨日のは、見に行ったわけではないけど一応見たし。
山が交差点で曲がって行く瞬間だったし。
鉾じゃあないから「辻回し」っていうほどたいそうなものではなかったけどね。

外人観光客も多かったな。
三大祭の一端を垣間見た感じ。

ちょうど四条烏丸の信号が赤で止まっている時、右側に保昌山が順番を待機していて、引き手やなんやら4,50人のそろいの服装の人たちが緊張している様子がよくわかった。
TVカメラもあったしね。

それにしてもいったい何万人の人たちが見に来てるんだろう。
四条烏丸だけであの感じ。
四条通や河原町、御池通りとずっと鈴なりなんでしょうね。

朝から息子の件で警察から電話があって始まった一日だったけど、その後は祇園祭に触れることができたし、産廃の京都市から許可の電話があったり、大阪入管から許可の電話があったりとうれしい電話が続いた。

この大阪入管からの電話は待望の電話だった。
昼からの予定を変えて、高速をかっ飛ばして受取りに行ってきました。

日本人男性が中国人女性と結婚して、その奥さんを日本へ呼ぶための認定証明書。
滋賀県の男性なので大津入管に申請した。
審査と受取りは大阪なんですね。

おそらく他の行政書士の多くは郵送で送ってもらうんでしょうね。
私は必ず受取りに行きます。
時間も金もかかるけど。

それは「郵便」を信用していないのと、頻繁に入管に顔を出しておくことが重要だと思っているからです。

もちろん、その経費(高速代、ガソリン代で数千円)は自腹ですよ。

何度も「先生、まだでしょうか」と電話をしてこられたほど、待ち焦がれておられた。
昨日早速届けると、メッチャ喜んでおられましたね。
「さすが、先生です~ダメかと思っていました」

この依頼者からの一言が嬉しくて、頑張って申請しているとも言えます。
数ヶ月前、私の電話が鳴る前に他の行政書士に「おそらく無理ですね」と断られた案件でしたから。

依頼者は藁にもすがる思いで私のところに来られた。
そのときの切実な表情を今でも覚えていますから。

「条件や状況は悪いですけど、本当に好きになって結婚したんです。前の行政書士や入管が偽装でしょうと言おうと私は闘うつもりがあります。ぜひともお願いします」と懇願されましたから。

引き受けてよかったぁ。
結果論ではなく、信じてあげたことが報われたから。
不許可の場合どうなっただろう、なんてことは一切考えない。

私にはできるんだ。
そうに決まってるんだ。
やるんだ!

この何事も「やるんだ」が大事ですよね。