昨夜、どうしても見たいTV番組があったので、くいついて見た。

日中国際結婚のドキュメンタリー。

以前から、農村などで嫁のきてがないからということで、フィリピンなど東南アジアの女性を嫁としてもらうことが報じられてきた。
最近は中国人女性が嫁として日本にやってくるのが増加の一途らしい。

そこには偽装婚もあるし高額の報酬をブローカーに搾取されるという問題もはらんでいるが、ハッピーな話もあるわけ。

昨夜の番組では、二組の男性とその中国人妻の取材を通じた悲喜こもごもを描いていた。

いずれの日本人男性も47歳だった。
将来の結果はどうなるか不明だけど、少なくとも現実として結婚できなかった若くはない男性に嫁が来て、幸せな家庭を築いていこうとしている。
素晴らしいことだ!

中国で見合いをして、いや最近はスカイプを通じて日本にいながらPCを使いネットでカメラを通じて見合いをしているようだが、気に入った相手と中国で結婚する。

実は、その花嫁である中国人女性が日本にやってくるには、日本で「在留資格認定証明書」というのを入国管理局に対して申請しなければならない。

ここに、我々申請取次行政書士の出番がある。

「幸せ」のお手伝いができるんだ。
なんて素晴らしいし、喜ばしいことなんだろう。
あくまで入管の審査次第だが、偽装婚やうその書類がなく真実の婚姻なら入国を拒む理由はないはず。

私も今までに数人の中国人妻を「日本人の配偶者」として「在留資格認定証明書」の申請をし、晴れて来日してきている。
その方々は、皆さん夫婦で私のところへ挨拶に来られる。
もちろん、食事の招待も待っている。

一緒に喜べるという誇らしい仕事だ。

もちろん、ビジネス面では、1年後には奥さんの更新許可申請という依頼につながるし、女性に離婚歴があるなど本国に残してきた未成年の子どもがあるなら、後日その子を呼び寄せるための申請にもつながる。

いうまでもなく、その子も来日1年後には更新しなければならない。

その後も数年は更新の依頼があるだろうし、何年後かには「永住許可申請」や「帰化申請」の依頼になるだろう。

現に私の依頼者も全てそういう流れになっている。

若手の皆さん、入管関係には手を付けないという人もいるでしょうけど、収入面でも幸せを創造し共有するという点でも、是非申請取次者となり入管業務も手がけてほしいな。

昨夜の番組では仲介業者は京都の業者だったといっていたが、そういうところと提携すれば相当な依頼につながるだろうね。
そのかわり、報酬は安くなるだろうけど・・・

詐欺や偽装婚に巻き込まれさえしなければ、何ら悪い点はなく、誇れる仕事だと思う。
私は個別の飛び込みや紹介による依頼ばかりだけど、どこかでそういった仲介業者からの提携や依頼があれば喜んで受け、若手と協力してやって行きたいものだ。

昨夜のテレビでの幸せそうな表情と同じく、来日された折お礼に来られる二人のキラキラと輝く幸せそうな眼は、こちらも幸せな気分になりますよ~

やっててよかったぁ!