仕事の合間を見て、任天堂ウィーのソフト「マリオカート」を買いに行った。
近々身内が集まるから、そのときに弟や妹の子どもたちと楽しむためだ。
TVCMの白いハンドルのやつ。
我が家にはリモコンもクラシックコントローラーも4セット揃えてるので、別売りで白いハンドルもあと3個買った。

とりあえず我が息子たちと遊んでみた。
メチャクチャ面白い。
4人で競うわけ。

少し前にウィーと「スポーツ」を買って、それを大画面で遊ぶために世界の亀山の37インチを買って、テニス、ゴルフ、ボーリングと楽しんできた。
甥っ子や姪っ子たちが集まって、大勢でワイワイ楽しめるから、売れてるのも理解できる。

でも、ある程度したら、飽きる。
誰でもそうだと思う。
また、そうでないと新しいソフトが売れない。
で、新しいソフトを次から次へと買うわけ。

振り返れば、スーパーファミコンから始まって64とかDSとかずっと買い続けてる。
もちろん、自分ではなくて子どもたちの為に。
ソフトは数え切れない。

途中、ソニーのプレステも並行して買ってるし、どれだけのお金を使ってきただろう?
100万円は軽く超えてる。
そういう家庭が日本中にあるでしょう。

思い起こせば40年ほど前。
私は京都市の東山区、東福寺の近くで生まれ育った。
直ぐ近くに鴨川と疎水が流れてて、その疎水の端に、花札やトランプを作ってる工場があった。

小学生低学年の頃、よくその工場に忍び込んで遊んだ。
古臭い工場だったが、広い空き地の端っこのほうに、古タイヤや朽ちた木などのごみに混じって、花札やトランプが落ちていて、拾って帰ってみんなで遊んだものだ。

今思えば、あれが任天堂だった。
細々と花札を作ってた工場が、今や世界の任天堂!

深い深い縁があったのに、当然だけど今は何のつながりもない。
惜しいことをしたのかも。
でもね、まさかあの時、この会社でトランプ作りたいとか花札作りたい、なんて子ども心に思わなかったしね。
子どものころの私に先見の明がほんの少しでもあったら、今頃は・・・
やめとこう、想像するのも・・・

惜しむらくは、職業としての縁は逃したが、株でも買ってれば・・・今頃は大金持ちだったかもね。
たられば、ですな。

これからも息子たちやその将来の孫たちの為に「任天堂」にお金をつぎ込み続けますよ。

さしあたっては、自分の為にウィーフィット買ってウエスト細くするかぁ。