慢心していたわけではないけど・・・

先日、知り合いの行政書士がわざわざ訪ねてきてくれた。
聞きたいことがあるとのコト。
「何でも訊いてくれていいよ」といつも誰にでも言ってる。

とある法人のこと。
さっぱり分かりませんでした。
だから、答えることができなかった。
心の中で恥ずかしかったし、思いっきり反省した。
そう認識できることは良いことだと思う。

自分では許認可だけではなくいろんな業務をしてきたし、広範囲の行政書士業務は何でも知ってる、何でもできると思い込んでる。
が、このざまだ。

これだけにとどまらず、最近立て続けに依頼された業務もそうだ。
全く知らないし、当然やったこともない。
ただ、超ポジティブな私は、他の行政書士ができるんだから、自分にできないはずがないと思っている。
帰化や経審など、自分で「しない」と決めたものもあるが。

人生でもそう。
誰かがしていることはつまり誰かができてる。
それが自分にできないはずがない。
子どものころからずっとそう信じてきた。
結果オーライもかなりあるが、これまで何とかなってきた。
だから、「緩んで」たのかも。

その中の一つ、自動車の移転登録。
今までに何百台とやってきた。
しかし今回のは初めてのパターン。

「予備検査」・・・
なにそれ?
見たことも聞いたこともない。
多分、中古車業者や修理業者ならいつも目にしてることでしょう。

それくらいありふれてることだけど、見たことも聞いたこともない。

いざとなれば、突撃精神で運輸支局に行きさえすれば、なんとでもなるだろうし、できるはず。

これらのことを肝に銘じて、初心を忘れず、「学ぶ」ことを続けないとね。