日曜日の夜、携帯が鳴った。

弟のようにかわいがっていた「友」が急逝した。
45歳だった。
早すぎるし、とても残念だ。

彼とは、彼が18歳の頃からの付き合いで、私のことをずっと「アニキ」と慕ってくれていた。

私が私の弟と会社を興したときに始めて入社してくれたのが彼だった。
小さな会社がそこそこ大きくなるまで、ずっと苦労をともにしてくれた。
楽しいこともつらいこともしんどいことも全てともに受け入れてくれた。

私が会社から離れた後も、弟を支えて頑張ってくれた。

そんな彼と、もう二度と会えない。
一緒に笑うことも酒を飲むことも・・・

昨夜、お通夜に行って、最後の別れを告げてきた。
すごく多くの人々が別れを告げに来ていた。

通夜式が終わった後、誰よりも先に棺に歩み寄り、彼の顔を見つめると、涙が止め処もなくあふれてきた。

友との別れは本当に悲しい・・・