私は、現在43歳である。人生において挫折のない人はいない。若くても、歳をとっていてもだ。他人から見れば、それは挫折ではないと言われようと、本人にとっては大きな挫折なのだ。人間百様である。私は、30歳でややこしい病気にかかり、今も治療中だ。病気は、挫折なのだろうか?それまでのサラリーマン生活を諦めたという意味では、挫折だ。しかし、それがなかったら今の自分はない。決して今が、順風満帆かといえばそうではないが、それは自分の努力次第でいかようにもなる。この世界は、ある意味で面白い。おかげさまで、挫折を糧にする時間が私にはまだ残されている。一時も無駄にできない。